肌荒れ ニキビ
     

ニキビのできる場所

脂肪毛包の特徴とニキビ発症へ関与
ニキビの病因として,皮脂分泌の亢進,皮脂の貯留,毛包漏斗部の角化異常,アクネ菌の増殖とそれによる炎症の惹起が挙げられるが,脂腺性毛包は構造的・機能的にそれらをきわめて起こしやすくなっている.思春期のアンドロゲン分泌の増加に伴って脂腺が増大し,多くの皮脂を産生・分泌する.
脂腺性毛包の毛包漏斗郡が上皮の過角化を起こして閉塞し,毛包内に皮脂や角質塊の貯留を生じて嚢腫状となり,コメドが形成される.脂腺性毛包は深くて広い毛包内腔を有するので,多量の皮脂が貯留して,好脂性のアクネ菌の生育に好条件となる.
さらに,皮脂分泌の元進と毛包の閉塞は嫌気状態を形成し,嫌気性のアクネ菌の増殖に最適の条件
となる. アクネ菌は炎症を惹起する.
なぜ手足にニキビはできないのか。
下記は毛包の脂腺の皮膚面積に対するおよその分布密度を示す.
脂腺のおよその数(個/Cm2)
頭:800 額:400 背:160 四肢:50 手背・足背中:数個 手掌・足底:0

脂腺はほぼ全身の皮膚に分布するが,手掌や足底には存在しない.つまり,手掌・足底にはにきびの発症母地自体がないのである.

脂腺の分布密度の低い手背・足背や前腕などでは,にきびを生じることはほとんどないと考えてよい.



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