肌荒れ ニキビ
     

紫外線とニキビ

肌にダメージを与える紫外線には、UV−A波とUV−B波の二種類があります。夏のレジャーのときなど、肌に赤く炎症を起こさせるのはUV−B波のしわざです。このとき、きちんと手当てをしないと、あとでシミとして残ってしまいます。一方、UV−A波は波長が長いため、肌に急激な変化はもたらしませんが、気づいたらいつの間にか肌が黒ずんでいた、シミが濃くなった、くすんでいたと感じさせる原因。
真皮まで届いてコラーゲン、エラスチンを痛めつけ、しわやたるみ、くすみの原因となるものです。
以前は、赤ちゃんに積極的に日向ぼっこをさせたり、子どもは真っ黒に日焼けするまで外で遊ぶのが健康の証とされていました。しかし、ここ最近、皮膚ガンをはじめとする紫外線による肌への害が広く認知されてからは、強い日差しのもとでは赤ちゃんにも日焼け止め(紫外線対策)をつけるのが常識になっています。

日光の紫外線で肌が殺菌される? 
小麦色に焼けた肌が健康だとそうした間違ったイメージは過去のものです。ステイタスシンボルとして、長期バカンスで競って肌を小麦色に焼いてきたヨーロッパのマダムたちでさえ、いまは美白をめざす時代。
紫外線の肌への害について、日本人の意識はまだまだ低い気がします。
ニキビができて敏感になっている肌にとって、無防備に浴びる紫外線は有害な刺激でしかありません。
紫外線を極力肌に寄せつけないことは、こキビを悪化させず、きれいな肌を守るための基本と言えます。

紫外線によるニキビ肌への害は
●肌表面の角質肥厚が進み、ニキビができやすくなる
紫外線を無防備に浴び続けると、防御しょうとして角質が自然に厚くなります。厚くなった角質が毛穴をふさぐことによって、毛包に皮脂が充満し、ニキビ菌が活発化し、ニキビができやすくなってしまいます。

●肌に必要な水分や油分が奪われ、バリア機能が低下する
紫外線によってダメージを受けた角質細胞は、ひからびて、肌のバリア機能が低下してしまいます。それでなくても敏感になっているニキビ肌に、さらなるトラブルを引き寄せる原因になりかねません。

●活性酸素が増えて、毛包が破壊される
炎症を起こしはじめた毛包に発生した活性酸素が、紫外線の影響によってさらに増え、毛包がも内側から傷めつけられます。炎症がひどくなると毛旬の壁が破れ、皮脂が真皮に漏れ出して、ニキビがさらに広がっていきます。こうなると、ニキビ痕も残りやすくなります。

●ニキビ痕の色素沈着が進む
皮膚科での適切な治療やケアのアドバイスを受けていれば別ですが、自己処置をしただけではうっておいた場合、紫外線でメラニンが増えやすくなり、つぶれたニキビの痕がいちだんと濃いシミになりやすくなります。

このようにニキビにとって紫外線は大敵です。通年で日常的にUVカット (紫外線防止) 効果のある化粧品を使うことが必要です。
曇った時でもUVカット剤(紫外線防止)は必要です。UVIA波は、季節を問わずに降り注ぎ、曇りでも90%は地表に届きます。ニキビがある場合はを悪化させないためにも、UVカットのための下地やファンデーションはつけたほうが安心です。
UVカット化粧品には、SPFとPAという紫外線防止指数の表示があります。SPFはUVIB波を浴びたとき、何も塗っていない肌より何倍日焼けしにくいかという目安を数値であらわしたもので、PAはUV−A波をブロックする目安を最大三つまでの十の数値であらわしたものです。
この中で、SPF値が非常に高い化粧品の中には、紫外線吸収剤という成分を含むものが多く、刺激性やアレルギー性の点において、長時間つけっぱなしにしておくことはおすすめできません。なぜなら、紫外線を吸収した吸収剤は化学変化して不安定になるからです。
日常生活では、外出時も含めてSPF10〜12程度あれば十分。
UVカット化粧品はTPOに応じて使い分けるようにしましょう。
紫外線吸収剤フリー″ケミカルフリー″ ″ノンケミカル≠ネどの表示があれば、より低刺激で安心です。 また、UVカット化粧品を使ったら、たとえ下地だけでも、メイクをしたときと同じようにダブルクレンジングできちんと落とすことも大切です。
レジャーなどでSPF値が高いものを使うときは、日中に一度化粧水などでふきとり、塗り直しましょう。
ウォータープルーフタイプは、油分の質によってはニキビを悪化させるので、その心配が少ないシリコン合剤のものやノンコメドジェニック処方のものを選ぶといいでしょう。ファンデーションも、ノンコメドジェニックのものや、表示されていなくても、自分の肌で試してみてニキビを悪化させないことを実感できるものを選んぶことが重要です。

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