肌荒れ ニキビ
     

ニキビ 塗り薬

ニキビの塗り薬は主に
@抗生物質などの殺菌成分を含むもの
A角質溶解作用のあるもの
B抗炎症作用のあるもの、
の3種類に分けられます。ニキビができたときには、毛穴の出口がほとんどふさがった状態ですので、角質溶解剖を使ってまずはじめに毛穴を聞かせることが必要です。欧米の塗り薬では、この角質溶解剤が主になっているのはこのためです。
日本では、ニキビの原因はアクネ菌であるとのイメージが強いためか、殺菌効果をうたう塗り薬が多いようです。角質溶解作用のあるものと殺菌性のあるものを併用するというやり方もあります。
この方法を使うと、殺菌成分が毛穴の中へ浸透しやすくなるので効果がアップしますが、そのぶんかぶれやすくもなります。
また、角質溶解剤を使うと、毛穴だけでなくまわりの皮膚の角質を溶かすことにもなりますので、角質のバリア機能を壊してしまい、しみたりかゆくなったりすることもあります。
効果もあるぶん、使い方の難しいのが角質溶解剤ですので、素人判断で使うのは、肌の弱い人は控えましょう。美容皮膚科などで処方してもらい、定期的に通院して、肌を見てもらいながら塗り薬を使うほうが懸命です。  

実際に、皮膚科や薬局、海外で使われている塗り薬には、下記の様なものがあります。
なお、美容系のクリニックなどでは、欧米で処方されている塗薬を輸入したり、同じようなものを国内でつくって使用しているところもあります。

皮膚科で処方される塗り薬(保険で使用)

1.抗生物質を含む塗り薬
クリーム、ローション、ジェルなどのタイプがあります。飲む抗生物質のような副作用は起こしませんので気軽に使える薬です。ただし、毛穴の奥まではなかなか浸透しないので、飲み薬に比べると効果も落ちます。

2.イオウを含む塗り薬
皮脂を抑える、角質をやわらかくして毛穴の詰まりを防ぐ(角質溶解作用)、殺菌するなどの作用があるため、昔からニキビに使われてきました。ただし、10代の人のニキビやTゾーンにできるニキビにはよいのですが、口のまわりにできる大人のニキビに使うと、乾燥して肌あれを起こすことがあります。

3.抗炎症作用のある塗り薬
イブプロフェンという抗炎症作用のある薬がありますが、効果は弱めです。

市販の塗り薬

1.レゾルシンを含む塗り薬
抗炎症作用があるためニキビによく使われますが、かぶれやすいので要注意です。

2.グリコール酸を含む塗り薬
ピーリング割の一種です。角質溶解作用があり、パックやふきとり化粧水、石けんなどの形で市販されていますが、肌が乾燥しやすいので注意が必要です。

3.そのほかの塗り薬
イオウを少量含むものや、各種殺菌・消炎効果をもつ成分も市販薬やニキビ用化粧品に使われていますが、刺激があるものも多いので、注意が必要です。

■海外で使われている塗り薬

1.トレチノインを含む塗り薬
ビタミンAの誘導体で、これもレチノイドの一種です。角質溶解作用や抗炎症作用があるのでニキビに有効ですが、非常にかぶれやすく、使い方の難しい薬です。レチノイドですので血中に入ると催音形性があります。塗り薬といえと、妊娠中は使用をひかえるべきです。

2.ベンゾイルオキサイドを含む塗り薬
これも角質溶解作用があるので毛穴詰まりを予防するのですが、かぶれやすく、また、発ガン性の疑いがあるといわれます。

3.アゼライン酸を含む塗り薬
角質溶解作用、美白作用がありますが、濃度が高いとかぶれます。

4.スピロノラトンの塗り薬
抗男性ホルモン作用を期待して使われますが、皮膚に塗ったときの安定性や吸収性が悪いためか、あまり効かないようです。

5.サリチル酸を含む塗り薬
ピーリング剤の一種で、やはり角質溶解作用があります。日本では化粧品には0.2%までしか配合できないという規制があり、これでは効果が充分ではありません。そこで海外のサリチル酸製剤を使ったり、院内で調合して処方しているところもあります。フルーツ酸やグリコール酸に比べると、肌あれを起こすことは少ないのと、脂溶怪のため毛穴への浸透がよいのがメリットです。

主な塗り薬 有効成分
角栓柔軟性・除去成分
サリチル酸/レゾルシン/イオウ/ヒドロキシ酸類

抗炎症成分
グリチルリチン酸/グリテルレチン酸/アラントイン/イブシロンアミノカブロン酸

抗菌成分
イソプロピルメチルフェノール/ピオ二ン(感光素201)/トリクロサン/
塩化ベンザルコ二ウム/ 塩化ベンゼト二ウム/グルコン酸クロルヘキシジン

皮脂分泌調整(抑制)成分
塩酸ピリドキシン(ビタミンB6)
酢酸トロフェロール(ビタミンE類)
脂質吸着粉末
ロイヤルゼリーエルビオール

その他 ニキビ


 
 
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