肌荒れ ニキビ
     

ニキビは、どのようにしてできるのでしょう。

ある日突然、ポッンとできたように見えますが、実は次にあげるような、いくつかの段階を経て成長してきたものなのです。 ニキビはAの段階で治ることもあれば、BやC、D、Eのいずれかで治ることも、Fのニキビ痕になることもあります。

@毛穴の出口付近の角質が異常に厚くなる
もともと細い毛穴の出口。このあたりの角質が厚くなります。すると、出口がふさがれたようになり、毛穴に皮脂が詰まっていきます。  なぜ、異常角化を起こすかについては、男性ホルモンや皮脂の分解されたもの(遊離脂肪酸)などが影響するといわれていますが、よくわかっていない部分もあります。この段階では、毛穴の変化はまだ目には見えません。医学的には、毛穴のことを毛包、毛包の出口付近を漏斗部と呼びます。そして、この状態を「毛包漏斗部の異常角化」と呼びます。

A面皰(コメド)ができる
 毛穴に皮脂が詰まったものを面皰(コメド)といいます。コメドには、開放面皰(オープンコメド)と閉鎖面皰(クロトスドコメド)があります。この段階で上手に芯だけ押し出せば、かえって痕にならずにきれいに治ることもあります。
●開放面庖‥・毛穴の出口が多少開いているもの。黒くボツボツとして目立つようになり、一般的には黒ニキビなどと呼ばれています。
●閉鎖面庖‥・毛穴の出口が閉じているもの。出口がないため、開放面皰よりも大きな炎症を起こしやすいといえます。あごなどにできる、表面からは見えないけれど触ると奥にしこりが触れるようなものは、閉鎖面皰が大きくなって化膿したものです。

B炎症が起こる
皮脂を栄養源にして、アクネ菌がどんどん繁殖していき、炎症が起こります。表面からもはっきり見えるようになり、いわゆる赤ニキビという状態になります。炎症

C炎症が悪化して膿をもつ
人間の血液中にある、白血球の一種(好中球)が、増えすぎたアクネ菌を攻撃し始めます。毛穴の中で菌と好中球の戦争が起こるので、炎症はひどくなり、ブヨブヨと膿をもって、おできのように腫れあがる「膿癌性座瘡」になります。膿病性座瘡とは膿んだニキビという 意味で、「炎症性二キビ」とも呼ばれます。膿は、アクネ菌と好中球の死骸です。

D炎症が毛穴のまわりまで及ぶ
アクネ菌と好中球の戦争が激しくなると、毛穴の壁自体が壊れてしまう(毛癌壁の破壊)ことがあります。戦争は、毛穴のまわりへ飛び火し、かなりの痛みを伴う炎症が起こります。これを「嚢腫様座瘡(一般的には硬結二キビと呼ばれる)」 といい、この時期になると表面からは熟をもった硬いしこりのように触れます。ニキビがいくつかの毛穴にまたがったようになることもあります。

Eニキビの膿が出るか吸収される
炎症を起こした二キビの膿が外に排出されます(排膿)。ニキビが深くて膿が出ない場合は、中でゆっくりと吸収されていきます。

F陥没して二キビ痕になる
炎症がしずまって、痕だけが残ります。痕がどの程度残るかは、ニキビが@からDの、どの段階まで進んだかによって決まります。 C以上になると痕が残りやすいですが、かなり個人差があり、Dまで進んでも残らない人もいます。


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